こんにちは。秋田県能代市の司法書士・行政書士の伊藤博之です。
今さらの感もありますが、私はNBA(アメリカプロバスケット)のファンでして、
ちょうどNBAはファイナルへ向けて佳境に入っておりますので、
日中の業務の合い間、合い間を見てその日の試合結果をチェックする日々。
(事務員さんには合い間、合い間じゃないだろー!と突っ込まれそうですが…)
私が熱心に応援しています、我がポートランドトレイルブレイザーズは、
善戦むなしく昨日の敗戦でシーズンを終えてしまいましたので、
私もかなりヒートダウンしてしまいました。
なぜポートランドのファンかと言いますと、
ポートランドという都市がアメリカの北西の海岸沿いに位置する点で、
さらに、
ポートランドはアメリカメジャースポーツの本拠地(都市)としては
非常に(一番?)小さい規模の都市だということ。
で、かれこれ20年くらい応援しています。
NBAの話しをもう1つ
先日、NBAのシーズンMVPがケビン・デュラントに決まりました。
今や東のレブロン・ジェームス、西のケビン・デュラントと
2大スーパスターの地位にあります。
そのケビン・デュラントのMVP受賞のスピーチが感動的だ、
と話題になっていて、私も日本語訳と併せてスピーチを見ました。
泣けました。
チームメートひとりひとりへのエピソードを交えた感謝の言葉、
オーナー、GM、裏方、ヘッドコーチそして応援してくれるファンへの感謝、
最後に家族(兄弟、父、祖母)、友人へと言葉をつなぎ、
最後の最後に18歳で兄を生み21歳でケビンを生んで、
片親ながら育ててくれた母へ感謝の言葉。
『最後に母に御礼を言わせてください。
(言葉につまりながら)ママは自分がどれだけ凄いことをしたかわかっていないよ。兄を18歳で生んで、その3年後に僕が生まれた。すべての状況が自分たちにとって逆風だった。21歳で2人の息子の母親、それも片親でだよ。周囲の誰からも僕らはここにいるべきじゃないと言われた。頻繁に引っ越ししないといけなかったよね。
最初に引っ越したアパートのことを覚えているんだ。ベッドもなくて、家具も何もなくて、リビングに座っていた。それで皆で抱き合っていた。そのときにこう思ったよね。やり遂げたんだと。
皆がどう思うかはわからないけれど、良いことがあったときには昔を思い出すようにしている。
ママは夏の夜中に僕を起こしてランニングさせたり、プッシュアップをさせたりした。8歳、9歳の頃の試合ではよくサイドラインから怒鳴られた。本来ならこの場に相応しい人間ではなかったかもしれない。でもママ、あなたが僕らに信じる力を与えてくれた。貧しい生活から抜け出させてくれた。服を買ってくれ、食べさせてくれた。自分が食べられなくても、僕らが食事を取ったかを気にしていた。お腹を空かしたままで寝ていたのはママだよ。自分を犠牲にして育ててくれた。
ママ、あなたこそ真のMVPです。 』
ケビン・デュラントはバスケットボールの超エリートだと思っていました。
それが、大学進学も思ってもみないほどの貧乏な幼少期だったとは。
ケビンのママは感謝の言葉を受けて号泣していましたね。
ケビン・デュラント若いのにプレーだけでなく人格的にも
スーパースターへの途を歩んでいるようです。
先日は母の日でしたが、特別なことがなければ
なかなか素直に感謝の言葉は出てきません。
私はいつかのタイミングで言いたいと思います。
最後まで読んでくれて感謝します。