秋は、芸術の秋と言いますが、
今年の秋はなにしてんだろう?
あまり思い出せません…
今年の冬、特に年末が押し迫って忙しいにもかかわらず、
最近、芸術に触れる機会がありました。
一つは音楽。
『上原ひろみ』のコンサートが12月10日(水)に秋田市文化会館で
行われたのを観てきました。
ピアノを激し〜く叩いていました。
途中でネコがじゃれるような弾き方もしてて、驚きました。
ベースがアンソニー・ジャクソンでドラムがサイモン・フィリップスという
方で一流の中の一流の演奏を観ることができました。
ジャズですので、激しい曲が多かった中で、
ピアノのソロ曲だった『ファイヤーフライ/FIREFLY』が凄いいい曲だなぁと
感じました。
振り返ると、今年行ったコンサートは、
1 能代で3月21日行われた斎藤誠(桑田佳祐、サザンオールスターズで
ギター弾いてる人です)アコースティックライブ
2 ハワイ出身のウクレレ奏者
ジェイク・シマブクロのコンサート
3 上原ひろみのコンサート
と、全部が座って観るタイプのコンサートでした。
年齢とともに、立って観るタイプから座って観るものに(無意識に)変わって
きたのかもしれません(笑)
二つ目は映画。
『インターステラ−』
忙しい時期にもかかわらず3時間弱の映画を劇場で観ることが出来ました。
観客の人数は私を含め5人でしたので、劇場の経営が大丈夫かと思いつつ…
劇場で映画を観たのは、『ゼロ・グラビティー』を3Dで観て以来です。
内容についてはあまり語れませんが、3時間弱があっという間に感じるほど
の衝撃的な映画でした。
映画でしか体験できない映像・ストーリーを大きいスクリーンで観れたのは
貴重な時間でした。
三つ目は、ノンフィクションの本。
『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場』
佐々涼子・著
クリスマスが近づき、世間的にはイルミネーションの電気が激しく光って
いるのを見ると、東日本大震災後に節電、節電と騒いでいたのは何だった
んだろう?と違和感がありますが…
この本は、日本全国の本の材料となる紙を4割も造っているという、被災した
大津波で被災した当時の地獄のような状況がナマの声として綴られていて、
想像を絶するとはこの事だと思います。
以上、立て続けに感動的で衝撃的なモノに触れたので、ちょっと心の休息も
必要かも知れません。
こんどの正月は寝正月にしようと今から計画しているところです。
今回も事務所とは関係のない内容になってしまいました m(_ _)m