伊藤博之事務所ブログ

秋田県能代市の司法書士/行政書士 伊 藤 博 之 です。令和3年には『土地家屋調査士』も登録。人口減少率日本最大の地方を舞台に、士業のONとOFFを綴るブログ!

筒井康隆氏の作品をもう一度

 

理由あって東京に1泊2日の強行スケジュール

 

その間、時間が空いたら行けるなぁ、

と申し込んでおいた

筒井康隆展 記念対談』の抽選に

運よく当選したので、

初めて世田谷文学館に行ってきました。

世田谷文学館は、京王線の芦花(ろか)公園駅

から歩いて5分程度でしたが、

住みやすそうないい街でした

 

そこで84歳と高齢になられた筒井康隆さんご本人と

松浦さんという作家で詩人の方との対談を

観てきました。

 

筒井康隆作品は高校生の後半に

ショートショートといった類のモノを

読んで面白い、と感じていたのですが

最近はほとんど読む機会が

なくなってきていました。

 

対談に当選したので、

モナドの領域』という3年前の小説を

この機会に読んでみましたが、

やっぱりぶっ飛んだ内容で、

驚きました。

 

頭のいい(IQが恐ろしく高い)人は

考えが突き抜けています。

 

対談の内容はあまり私の頭に残って

いませんが、84歳の高齢の

筒井康隆氏が年齢の割に

しっかりしていたなぁ、と。

(たぶん精神年齢はかなり若いのでは…)

 

頭の回転の速さは、それほど?まったく?

衰えてはいませんでした

 

建物の2階では『筒井康隆展』が開催され、

対談が始まる前と終わった後の

2回見てまわりましたが、

展示の内容の豊富さに

全部じっくり見てまわることは

できませんでした

 

でも、

ショートショートの傑作、

「笑うな」

日本以外全部沈没

「おれに関する噂」

「あるいは酒でいっぱいの海」

「農協 月へ行く」

とかの作品が面白かったことを

思い出しました

 

年末年始に

もう一回読んで、

筒井康隆のセンスに酔いしれよう!

 

でも、昔よく読んだ作家さん

本人に出会えたことは

貴重な体験でした

 

私のおススメは何と言っても

   ↓

笑うな (新潮文庫)

笑うな (新潮文庫)

 

 

今から40年近く前の作品か…

今、読むとまったく違う印象なのかも

しれませんが…