とうとう北羽新報社主催の400歳野球も
中止が発表されました
マラソン大会も軒並み中止です
特に私なんかは
マラソンもフルではなく
10キロの部への出場ですので
なかなか参加する大会がありません
メロンマラソンも中止のようです
(メロン食べたかったよぉ~)
オフにやることも減ってしまいましたので
本を読んだりして
現実逃避しています
最近、読んでいる本は
今までほとんど認識のなかった作者で
吉村昭のものです
3冊ほど読みました…
どれも綿密な取材を基に
書かれたものとのことで
リアリティーの重みというものを
感じます
1冊目
江戸・天明年間、シケに遭って黒潮に乗ってしまった男たちは、不気味な沈黙をたもつ絶海の火山島に漂着した。水も湧かず、生活の手段とてない無人の島で、仲間の男たちは次次と倒れて行ったが、土佐の船乗り長平はただひとり生き残って、12年に及ぶ苦闘の末、ついに生還する。その生存の秘密と、壮絶な生きざまを巨細に描いて圧倒的感動を呼ぶ、長編ドキュメンタリー小説。
2冊目
昭和11年青森刑務所脱獄。昭和17年秋田刑務所脱獄。昭和19年網走刑務所脱獄。昭和22年札幌刑務所脱獄。犯罪史上未曽有の四度の脱獄を実行した無期刑囚佐久間清太郎。その緻密な計画と大胆な行動力、超人的ともいえる手口を、戦中・戦後の混乱した時代背景に重ねて入念に追跡し、獄房で厳重な監視を受ける彼と、彼を閉じこめた男たちの息詰る闘いを描破した力編。読売文学賞受賞作
3冊目
浮気をした妻を刺殺し、相手の男を刺傷し、その母親を焼殺して無期刑の判決を受けた男が、16年後に刑法にしたがって仮釈放された。長い歳月の空白をへた元高校教師の目にこの社会はどう映るか? 己れの行為を必然のものと確信して悔いることのない男は、与えられた自由を享受することができるか? 罪と罰のテーマに挑み、人間の悲劇の原型に迫った書下ろし長編小説。
吉村昭氏は亡くなられて15年ほどになりますが
まだまだ作品が残っていますので
面白そうなものを探して
読みたいと思います