伊藤博之事務所ブログ

秋田県能代市の司法書士/行政書士 伊 藤 博 之 です。令和3年には『土地家屋調査士』も登録。人口減少率日本最大の地方を舞台に、士業のONとOFFを綴るブログ!

吉村昭の本

とうとう北羽新報社主催の400歳野球も

中止が発表されました

 

ラソン大会も軒並み中止です

 

特に私なんかは

ラソンもフルではなく

10キロの部への出場ですので

なかなか参加する大会がありません

 

男鹿市若美町で真夏に開催される

メロンマラソンも中止のようです

(メロン食べたかったよぉ~)

 

 

オフにやることも減ってしまいましたので

本を読んだりして

現実逃避しています

 

最近、読んでいる本は

今までほとんど認識のなかった作者で

吉村昭のものです

 

3冊ほど読みました…

どれも綿密な取材を基に

書かれたものとのことで

リアリティーの重みというものを

感じます

 

1冊目

 江戸・天明年間、シケに遭って黒潮に乗ってしまった男たちは、不気味な沈黙をたもつ絶海の火山島に漂着した。水も湧かず、生活の手段とてない無人の島で、仲間の男たちは次次と倒れて行ったが、土佐の船乗り長平はただひとり生き残って、12年に及ぶ苦闘の末、ついに生還する。その生存の秘密と、壮絶な生きざまを巨細に描いて圧倒的感動を呼ぶ、長編ドキュメンタリー小説。

 

2冊目

 昭和11年青森刑務所脱獄。昭和17年秋田刑務所脱獄。昭和19年網走刑務所脱獄。昭和22年札幌刑務所脱獄。犯罪史上未曽有の四度の脱獄を実行した無期刑囚佐久間清太郎。その緻密な計画と大胆な行動力、超人的ともいえる手口を、戦中・戦後の混乱した時代背景に重ねて入念に追跡し、獄房で厳重な監視を受ける彼と、彼を閉じこめた男たちの息詰る闘いを描破した力編。読売文学賞受賞作

 

3冊目

仮釈放

仮釈放

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 浮気をした妻を刺殺し、相手の男を刺傷し、その母親を焼殺して無期刑の判決を受けた男が、16年後に刑法にしたがって仮釈放された。長い歳月の空白をへた元高校教師の目にこの社会はどう映るか? 己れの行為を必然のものと確信して悔いることのない男は、与えられた自由を享受することができるか? 罪と罰のテーマに挑み、人間の悲劇の原型に迫った書下ろし長編小説。

 

 

吉村昭氏は亡くなられて15年ほどになりますが

まだまだ作品が残っていますので

面白そうなものを探して

読みたいと思います