前回の続きです。
内容を忘れてしまわないように急いで更新したい、と思います。
5位
『帝国ホテル厨房物語』村上信夫 著
帝国ホテルの料理長でNHKの『今日の料理』にも出演していた
特に戦争で本人が召集されたところは
命を捨てて戦っている場面があり、
本当に奇跡的に生きて帰ってこれた、
ような感じで(亡くなった者も多く)
胸を打たれます。
またそのバイタリティーというかエネルギーが
凄い人です。
4位
『空母いぶき』かわぐちかいじ著
マンガ。
トランプ大統領就任となれば、沖縄の米軍は撤退するのか?
といった問題も生じかねませんが、
中国との領土をめぐる争いとなった場合、
自衛隊の役割は?
シミュレーションとしては、最高の状況設定のマンガ。
現実に相手が領土を侵略してきた場合、どう対応するのか?
なにが相手国による先制攻撃に当たるのか、
防衛行動として取れるのか、
登場人物が迷いながら常に決断を責められる、
緊迫感が凄い。
3位
『百戦百勝 働き一両・考え五両』城山三郎 著
春山豆二は貧農のせがれだが、生まれついての利発さと相撲取りまがいの体格、大きな福耳から得た耳学問から徐々に財をなしていった。相場の神様といわれた人物をモデルにした痛快小説。
これも面白くてすぐ読み終わってしまった作品
2位
『心との戦い方』ヒクソン・グレイシー 著
グレイシー柔術の最強格闘家ヒクソン・グレイシーの本。
メンタルの凄さ。
この本で彼の話す内容を自分にも応用していければ、
この本以外の自己啓発書なんて必要ない、
とまで思える。
参考になった本、という意味ではここ何年かで
一番だったかもしれない…
1位
『空飛ぶタイヤ』池井戸潤 著
最高に面白かった…
走行中のトレーラーのタイヤが外れて
歩行していた母親と子供の、
母親に直撃し、人命が奪われる。
その運送会社(中小企業)の社長が主人公。
人ひとりが亡くなっているという命の重さ、
真実を追求しようとすると、責任逃れの汚名。
社会的な制裁、
取引先の契約打ち切り、
銀行融資の引き上げ、
学校でのPTA会長としての立場、
子供が学校で「人殺しの息子」とイジメにあう、
など次から次へと発生する問題。
自分が主人公の立場だったら…と想像すると、
その度に気持ち悪くなるほど、で。
池井戸潤作品のベストオブベスト。
以上がベスト10の5位〜1位です。
本当は
読みたかったのだが、まとまった時間がなく…
正月休みとかに挑戦してみようか、、、。