伊藤博之事務所ブログ

秋田県能代市の司法書士/行政書士 伊 藤 博 之 です。令和3年には『土地家屋調査士』も登録。人口減少率日本最大の地方を舞台に、士業のONとOFFを綴るブログ!

司法書士のタイプ

暑い日が続いています。

暑さの質が昔と変わった感じがしますね。やっぱり。

 

亜熱帯気候とかじゃないですか?今の日本。

熱中症に充分、気をつけないといけませんね。

昔の夏の暑さの感覚ではダメ!

 

 

さて、司法書士になる(登録する)と強制的に送付されてくる

雑誌「月報 司法書士」7月号に、いい記事がありました。

 

東大の教授の方が書いた「ついつい してしまいがちなこと」という巻頭言です。

 

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東大教授と聞いただけで、難しい話しなんじゃないかと身構えてしまいますが、

読んでみたら非常にわかりやすい話しでした。

 

本当に頭のいい人は、相手のレベルに応じてわかりやすく

内容を伝えることができるようです。

 

 

話しの中身は、地下鉄の案内板に「ラッチ」という聞きなれない言葉があり、

それは「改札」のことなのだが、一般人にわかりえない専門用語を

普通に使って案内しているのは、相手のことをきちんと考えていない、

といったことでした。

 

司法書士も、専門用語である

「登記識別情報」を「シキジョー」と顧客にいっても、相手は

「色情」だと思う、とか

「金銭消費貸借」を「キンショー」

「短期賃貸借(たんきちんたいしゃく)」の短縮形は「……」

といった具合に、専門用語を使っても相手には伝わらない場合が

ありますよ、と。

 

また、「法律でこうなっている、仕方がない」という考え方より、

法的知識にとらわれないで当事者の立場で物事を考えたりすることが

重要である、とのことでした。

 

 

法律家と呼ばれる仕事の人は、○○法の○○条で規定されています、

といった物言いの方が非常に多いのは確かです。

(職業病に近いかも…)

 

司法書士の身内の会において話し合いをすると、

司法書士だけで話しをすると)

基本的に一般論は置いていかれ、規定上こうなっているんだ、

会則第○条ではこうなっています、

といった人の意見の方が大勢を占めていきます。

 

いろんな会に出るとわかりますが、タイプ的に

条文や規定を最優先する考え方の人と、なるべく一般論、常識的に考える人

の2パターンに分かれます。

(激論が交わされる場合は、この両者によることが多いです)

 

議論した場合、説得力ある意見は、やはり「規定上こうなっています」

と言える意見です。

 

そして、その規定について細かすぎる意見をいう方が、司法書士には特別

多いように思います。

 

 

今回の巻頭言を読んで、対依頼者、対相談者に対しては、

規定上ウンヌンよりも、なるべく当事者(依頼者)の立場で

考えてみることが大事だなぁ、と気づかされました。

 

 

 

 

想定外に会務が忙しく…非常にマズい

7月に入りまして、

いつもチェックしているNBAもファイナルやドラフトまで終わり、

プロ野球もオールスターなどで小休止し、

チェックしていたテレビ番組、「グレートトラバース~日本百名山一筆書き踏破~」

も終わったりしましたので、

一区切り終わったな~と感じているこの頃です。

 

 

今年度から就任しました秋田県司法書士会の経理部長の役職ですが、

予想よりけっこう忙しい、職務でした。

(手を抜けばラクだとは思うのですが、真面目?で手抜きできない性分なので…)

 

けっして名前だけの役職ではありませんでした。

 

ほぼ毎日、会の事務局からメールやファックスで確認お願いします、

と承認事項が送られてきます。

 

やらなければいけないことを溜めることが嫌なので、

即効で返事していますが、

それに負けじと事務局側も送ってきます。

 

夏の暑さに負けずになんとか対応したいと思います。

 

 

高校野球の予選、そして甲子園、

プロ野球も後半戦、

さらにグレートトラバース~日本百名山一筆書き踏破~も

パート2が始まり(先日、田中陽希さんが能代通過)

新たな区切りがスタートした感じです。

 

とにかく、無理して夏バテしないように、と決意しています。

 

 

ゴルフはじめました

2015年も半分終わりました。

 

もう夏、目前で…

 

食堂によっては、『冷し中華はじめました』の時期ですが、

私の方は「ゴルフはじめました」。

 

 

仕事上、つきあいではじめたとかではありません。

家庭の事情によるものです。

(嫁さんがはじめたので一緒にはじめました)

 

 

今までゴルフの経験はまったくありませんでした。

練習自体は昨年からはじめましたが、

クラブのセットを買ったり、コースに出たりしたのは今年になってから。

 

まだ打った球が真っ直ぐ飛ばない状況なのに、

誘われてコンペに出てきました。

 

結果はダントツの最下位でした。

 

 

自分の人生で最下位になったことは、あまり記憶にありませんが、

今回はダントツの最下位。

 

ゴルフは数字として結果が出ますので、

まったく言い訳をすることができません。

 

団体競技ならいろいろ理由つけて他人のせいやらできますが、

ゴルフは個人競技ですし。

 

 

頑張って今年中に人並みのスコアが出せるように特訓したい、

と思います。

 

ゴルフをされている方を見ると、中高年の方でもみなさん、

凄い元気でしたので、健康にはもってこいのスポーツですね。

 

 

ということで、「冷し中華はじめました」の時期にちなんで、

「ゴルフはじめました」と書きたかっただけ、の更新でした。

 

 

 

 

遺言公正証書、年10万件突破の記事

今日付けの毎日新聞で、遺言公正証書が年10万件を超え、

2014年は10万4490件に達したと報じられています。

(飯田憲さんという方の署名記事で、良い記事です)

 

記事の中のグラフ「遺言作成証書の作成件数」によりますと、

2010年が8万件くらいですので、わずか4年で2万5千件

程度増えています。

 

高齢化社会を背景に遺言公正証書の作成は凄い伸び率ですが、

近年の増加は、例えば

「夫婦に子供がおらず、疎遠な兄弟に財産を渡したくない」

事実婚でパートナーに財産を残したい」

といった理由があるとのこと。

 

最近は離婚率が高いので、配偶者に先妻(先夫)とに子ども

がいるケース、さらに先々妻(先々夫)にも子どもがいるよ

うなケースがあり、そうした場合相続関係が複雑だったりし

ますので、そのような相続関係の多様化が一因として、確実

な相続を期待して、遺言公正証書を作成することが多くなっ

ているようです。

 

 

この公証役場にいる公証人による遺言公正証書の作成件数、

年10万件超えという数字ですが、私はまだまだ少ないと

思っています。

 

公証役場といっても、身近にあるとは限らないため、必ずし

も利用しやすい制度ではないからです。

 

秋田県内では公証役場は、県内に二つあり、一つは当然、

秋田市なのですが、もう一つはなぜか我が能代市にあります。

 

そして残念ながら能代市よりも人口の多い大館市とか横手市

には公証役場はありません。

 

その意味で能代市周辺の人にとっては、公正証書作成に関しては

恵まれた地域にあります。

逆に、公証役場が遠い方は利用しづらい面があり、公証制度は

国民一人一人に平等なサービスではない、といった側面があります。

 

 

さて、遺言公正証書を作成するには、証人2名が必要(承認は

遺言者に近い親族の方はなれない)なため、私も証人をお願いさ

れるケースが増えてきているのですが、

先日は、私と同い年の方が遺言公正証書を作成し、証人として、

立ち会ってきました。

 

公証人の方も、「遺言者が今までで一番若い」と話しされてい

ました。

 

誰がいつ亡くなるかは、本当にわかりませんので、

遺言を遺しておいた方が良い人は、元気なうちに作成しておい

た方が安心です。

 

 

遺言公正証書

遺言を残したい人の話を公証人が筆記して作成する文書。

公文書であるため自筆に比べて確実なものとして扱われ、

不備や紛失の恐れも低い。

作成手数料は遺産額で決まる。

(「公証人手数料令」で規定され、全国一律)

 

司法書士の東北ブロック定時総会に出席してきました。

 

少し前ですが、6月5日(金)に司法書士の東北ブロック定時総会が

青森市で開催され、秋田県の代表の一人として参加してきました。

 

総会のあと懇親会もありましたが、翌日に用事があったため、懇親会

には参加せずに、とんぼ返りしてきました。

 

時間があれば、青森市観光してきたものを~(残念)。

 

総会は、私なんかは末席でお客さん状態で参加していたのですが、

途中、東北ブロックの新役員選任について一部不手際がありました。

当初予定の秋田県会の方が、東北ブロックの「監事」の役職に就任

できず、代替案としてなんと、急遽、事務局推薦として、わたしが

推薦され、総会で承認されてしまいました。

 

新役員選任について不手際が発覚したため、議事休憩に入り、その

休憩中に内々に急遽、決まったためです。

 

ほぼ、「寝耳に水」状態です(寝ていませんけどね)。

 

 

今回、東北ブロックの「監事」就任については、それほど深刻に考

えてはいないのですが、さすがに、この春3つめの役職ということ

で、本業に支障が出ないよう調整できるか不安になっています…。

 

 ① 秋田県司法書士能代支部副支部長

 ② 秋田県司法書士会理事

 ③ 東北ブロック司法書士会監事

 と、役職だけは立派ですね~(泣)

 

司法書士会の会務の方で今後は忙しくなると思いますが、

司法書士法第2条において「公正かつ誠実にその業務を行わなけれ

ばならない」旨、規定されていますので、依頼を受けた業務の対応

を第一に考え、その優先順位を間違えないように気をつけたいと思

います。

 

当日、総会終了後は大館の司法書士の方(ベテランの先生)に、

途中まで車で送って頂きました。

車中、いろいろ業務の話しを聞くことができ、有意義な時間を過ご

すことができました。

なかなか同業の方のお話しを聞ける機会はありませんので、今回は

良い機会となりました。

 

今度は秋田県司法書士会の理事に選任されました

久しぶりの更新です。

 

肉離れを起こした右太ももは普通に歩けるくらいまで回復。

完治したら、ジョギングで体重を落とすぞ!と決意しています。

 

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さて、先週金曜日に秋田県司法書士会の総会が行われ、

私が県の理事に選任された(ようです)。

 

『選任された(ようです)』というのは、当日の総会の方に仕事のため遅れていき

ましたので、実際に選任されたとき、私は会場にいませんでした。

 

事前に内諾書なるものは、提出していましたが、

本当に選任されたのかどうか、その場にいませんでしたので、

いまだに半信半疑の状態です。

 

また、総会後に行われた懇親会で聞きましたが、

私を理事に選任することについては、

『若輩者(秋田県司法書士会の中で、という意味です)で大丈夫か?』

といった意見もあったようです。

 

それについては、

『私もそう思います』

 

逆に、こっちが『私なんかで大丈夫なんですか?』と言いたいところです。

 

 

能代支部の副支部長に先月選任となりましたが、あちらはそんなに

忙しくないであろうと予想されますが、今回の理事については、

そう簡単ではなさそうです。

 

 

選任されたからには(なるべく本業に支障がないように…)任期の2年間、

粛々と会務をこなしたいと思います。

 

 

 

人生初の肉離れ

前回のブログで私、

統一地方選挙も終わり世間的には落ち着いている云々』と書きましたが、

先週末の大阪は凄いことになっていましたね。

 

世間を二分する住民投票、さらにその結果を受けて橋下市長が政治の世界

から去る、と宣言しました。

 

住民投票結果後の橋下さんの記者会見が見たくて、フジテレビの番組見て

いたら、なんと記者会見スタートと同時に番組終了。

しょうがないので、NHKに変えましたが途中で終了していました。

 

 会見が面白かったのでもっと見たかったのですが…

 

これで経済界では異端児のホリエモンこと堀江貴文さんが退場させられ、

政治の世界では橋下さんが去ることになりました。

残念です…

 

 (話しは変わり)

さて、私のような士業ですと、ほぼ全般が事務しごとですので、

病気を心配するよりも、体力・筋力が日々落ちていっているのではないか

と心配しています。

 

特段、筋力低下を防ぐトレーニングなどしていませんので。

 

ということで、秋田市の県の施設の方で体力測定をしてきました。

 

測定種目は、身長、体重、体脂肪等、片足立ち、20メートル走、

柔軟性、握力、背筋力、敏捷性、全身持久力でした。

 

ただ、握力がどうなっているか(凄い弱っているのではないか)

知りたかっただけなのですが、こんな本格的な測定となろうとは…

 

一番気がかりだったのは20メートル走です。

そういえば全速で短距離を走るのはいつ以来なのか?

 

よく運動会で父親が親子リレー等で転ぶ姿がありますが、ああいったこと

には十分注意しようと思っていました。

 

身長、体重、体脂肪、片足立ち等測定は順調に進みました。

(片足立ちはスタートして3秒でバランスを崩し、再計測してもらった

りしましたが…)

 

さて、問題の20メートル走です。

何度もウォーミングアップしました。がイマイチどのくらい前傾姿勢で

走るのか、どのくらいのスピードで足を動かすのかわかりません。

 

スタッフの方を待たせるわけにもいきませんので、やっつけでスタート

したところ…スタートして二歩目くらいで右太ももが『ピキッ』と鳴り

ました。

 

『まずい』と思い、5メートルくらいで走るのをストップ。

筋肉が急激に収縮したせいで、肉離れを起こしたようです。

 

情けない…

と同時に運動会などの人前でなくてよかった…

 

『ピキッ』となった瞬間は、重症か?と思いましたが、その後の痛みは我慢

できる程度でしたので、測定を続けました。

 

測定の結果の方は思っていたほど悪い結果ではありませんでした。

 

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柔軟性と全身持久力をなんとかする必要ありますけど…。

全体的にはまあまあの数値でした。

 

とにかく以上のような感じで(恥ずかしながら)人生初の肉離れとなり、

いま足を引きずって歩いています(だんだん痛みが出てきましたので)。

お見苦しい点はご容赦ください。

 

測定は、半年後を目処にリベンジしたいと考えています。

20メートル走はもう二度と走りませんけど。